道゛草゛屋゛の゛新゛作゛が゛す゛っ゛ご゛い゛良゛く゛て゛え゛
今回は待ちに待った桃色CODEさんの、「【お口悪戯】道草屋-はこべら6-お風呂場のえんまさま【おこた耳かき】」についてレビューしていきたいと思います。
- 声優:琴香 / 雁庵うずめ(ちょい出演:藤堂れんげ / 箱河ノア)さん
- お値段:880円
- 作品時間:約2時間20分ほど
- R-18
待っていました道草屋の新作。私の大好きなはこべら(cv琴香)さんと芹(cv雁庵うずめ)さんコンビじゃないか!
道草屋シリーズを知らない方のために私の主観でざっくり説明しますと、田舎の山奥に建つ、旅館みてえなお宿にお泊りする中で、個性豊かな従業員さん達に色々なご奉仕をして貰いながら、ゆるい会話を楽しむ作品です。
昭和の和の感じを前面に出していて、イメージとしてはなんか田舎系アニメとかで夜にお祭り行った後、和室の縁側で浴衣を着て花火を見上げるみたいなのあるじゃないですか、あの感じの拡張版。アレの最強版です。
特筆すべきは、やはり強烈な没入感を覚えるリアル過ぎる環境音にあります。戸襖の閉まる音、畳の上を歩く音、野菜を切る音、すべてが心地いい。もう全部の音が気持ちいいんですよ、薬入ってんじゃないかなってレベルで(ヤメロ
私は本当にこのシリーズが大好きで、可能なら今回の作品以外にもどんどん紹介していきたいと思っています。本当に好き、本当に。
ストーリーの概要
宿泊に来たものの旅館で暇していた私(主人公)は、従業員のはこべらさんに誘われて、休憩室のこたつにお邪魔させてもらいます。こたつには旅館内で年長組にあたるはこべらさんと芹さんが既に入っていて、この二人の日常感溢れる会話とともに話が進行していきます。
あとは耳掃除してもらって飯食ってお風呂入ってはこべらさんに背中を流してもらって賢者になって寝ます。(雑)
詳細に、詳細に書いていきましょう。
良さピックアップ
こたつから読み取れる距離感
一緒のこたつに入れてもらった私は暇してるんですけど、一緒にいる二人はあくまで旅館の人なので仕事があるようで、はこべらさんは時計のメンテナンス、芹さんは夕飯に使う栗の皮を剥いています。
しかし、私ももうこの旅館の常連なので二人との付き合いは長いんですけど、なんかその、あくまでも私って客じゃないですか、なのに、なのに二人は私が同じ空間にいることを理解した上で私↔はこべらさんや私↔芹さんのような1対1の立場では出さない凄~くプライベートな声のトーンで会話を繰り広げていて、ある種それが“私と会話する時は客↔従業員という立場だから最低限体裁を保つために綺麗な姿勢でおもてなしをするけれど、休憩室で巻き起こる従業員達の日常に私という存在が入り込んでも、別に異物感とか違和感は無く、なんならこたつのゆるい雰囲気にかまけて雑絡みをしてくるくらいには心を許されている"ということを間接的にア゛プ゛ロ゛ー゛チ゛し゛て゛き゛て゛ぇ゛!!!!!!!あ゛ま゛り゛に゛も゛居゛心゛地゛が゛良゛す゛ぎ゛て゛ぇ゛!!!!!!ウ゛メ゛ハ゛ラ゛が゛ぁ゛!!!!!!画゛面゛端゛ィ゛!!!!!
前衛的な環境音
あと時計の修理の音でも一つ個人的に気になったポイントがあって、はこべらさん、時計の修理中に普通にカラカラカラって結構大きな音立ててネジ置いたりするんですよ。道草屋って一応安眠を促す音声をコンセプトとしているので、一見方向性に反することをしているように見えます。
しかし桃色CODEさんの写輪眼の術中なのかわかりませんが、心を休めて聞いている最中でもこのネジの音そのものに不快感が一切無かったんですよね。これ推測ですけど、多分時計のネジを外したら、ネジを机に置く時には金属音がするのが当たり前だから、変な感じがしなかったんだと思う。
当たり前のものから当たり前の音がすることに人間が違和感を覚えないということを理解して音を入れ込んでくるの凄くないですか?この前衛的な音作りのトリックにかかって、逆に違和感を覚えないまま「ふぃー今回の道草屋も良かった~w」とか言って終わらなくて良かった。
音声作品ってどれも一貫されたコンセプトがあって、それに沿うように作品作りがされていくと思うんですけど、道草屋は「安眠」という方向性ではなく、「聞き手が想像する日常や懐かしさを高解像度で切り取ると、それが安心(安眠)になる」という複雑なロジックを綺麗に組み立てている。マジで凄い。
お風呂シーン(R18)
前作をご存知の方は知っていると思いますが、私は何回かはこべらさんにお風呂でお世話してもらってまして、今回もなんやかんやあって結局一緒にお風呂に入ります。
なんか回を重ねるごとにどんどんはこべらさんの行動がエスカレートしてきているような気がして、今回なんかもう断れないことをいいことに凄い早さでベロチューまで持っていかれた気がします。しばらくチュッチュしてたら私も当然○つじゃないですか、そら私も○つじゃないですか!それに対してはこべらさん、待ってましたと言わんばかりに握ってしごいてMissionComplete。マジで良かったです
はこべらさん本当に積極的で、こたつにいるときからもう私の棒を狙ってる感が凄かった。圧あったもん。
ご存知でない方のために道草屋のR18の傾向について説明させて頂くと、ほぼすべてが「なし崩し的」に行われます。従業員の中には下心満載でなし崩す気満々の人とかたまにいるんですけど、だいたいはその場であらら~しょうがないにゃあという感じ。本番はなくて、だいたい手です。ボクの性癖です、ボクの性癖だということと一緒に覚えて帰ってください。
謎のマイク
そういえば、今回も口の中を録る用のダミーヘッドマイクというものを使っているようで、チューのシーンとか口の中に音が響いている感覚が素晴らしかったです。一般的なヘッドホンは頭内定位(頭の中で音がする)なので口周りに響く音というのは凄い人がやってくれるんじゃないかと思っていましたが、実際聞くとやばいですね~。顎に響く、そして歯に響く。なんだこれは
以前も使用されていましたが、未だになんのマイクかわかってないんですよね。ダミヘと書いてあるあたり、KU100シリーズの別モデルなのでしょうか?ご存知の方いたら教えて頂きたい。
という感じで、「【お口悪戯】道草屋-はこべら6-お風呂場のえんまさま【おこた耳かき】」のレビューは以上になります!作品の魅力、そして道草屋の魅力について少しでも伝わりましたでしょうか。ちょっと既存の道草屋ファン向けレビューになっちゃったかな?参考になれば幸いです!
このシリーズ一生語り継がれて欲しいと思ってるので、これからも応援していくぞ!
【お口悪戯】道草屋-はこべら6-お風呂場のえんまさま【おこた耳かき】
ほいじゃほいほい~
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